まちかど議会ONLINE

夜道の安心を守るために ~街灯に関する皆様の声と議会での活動報告~

Tags: 街灯, 防犯, 地域安全, 道路照明, 地域課題

皆様、いつもお世話になっております。

私たちが日々の生活を送る上で、夜道を安心して歩けるかどうかは、非常に大切なことです。特に暗くなってから外出される際や、お子様が塾や部活から帰宅される時間帯など、道の明るさが気になるというお声をよく耳にします。地域の安全・安心を守る上で、街灯はなくてはならない存在です。

街灯が地域の安心に果たす役割

街灯は単に道を照らすだけでなく、様々な役割を担っています。一つは、皆様が夜間に転倒したり、段差につまずいたりするリスクを減らし、安全に通行できるようにすることです。もう一つは、防犯上の効果です。明るい道は人目につきやすく、不審者が身を隠しにくくなるため、犯罪の抑止につながると言われています。

しかし、地域によっては「夜になると道が暗くて怖い」「街灯が切れている場所がある」「この辺りだけ街灯がなくて不安だ」といったご心配の声をいただくことがあります。特に新しい住宅地や、昔からの細い道などでは、街灯が十分でない場所も存在します。

皆様の声を受け、どのように活動しているか

地域の皆様からこうした街灯に関するご要望やご意見をいただいた際は、まず、その場所の状況を確認することから始めます。実際に夜間に現場へ足を運び、どれくらいの暗さなのか、他に問題はないかなどを自身の目で確かめます。

次に、いただいた声と現場の状況を担当部署(市役所や町の関係部署など)に伝えます。街灯には、自治会や町内会が管理しているもの(主に「防犯灯」と呼ばれるものが多いです)や、市や町が管理しているもの(「道路照明灯」と呼ばれるものなど)があります。それぞれ設置や管理のルールが異なりますので、まずはどの種類の街灯に関する問題なのか、あるいは新しく設置が必要な場所なのかを確認し、適切な部署に要望をお伝えします。

要望をお伝えする際には、「なぜその場所に街灯が必要なのか」「地域の皆様がどのような点で困っているのか」を具体的に説明し、早期の対応や設置を強く働きかけます。また、すぐに設置が難しい場合でも、今後の計画に含めていただくよう提案したり、代替となる対策について相談したりします。議会では、地域の安全対策として、街灯の設置や維持管理に必要な予算をしっかり確保することの重要性を訴える活動も行っております。

活動を通して見えてくること

これまでの活動を通して、皆様からいただいたご要望が叶い、街灯が設置された場所もいくつかあります。新しい街灯が点灯した夜、地域の皆様から「これで安心して通れるようになりました」「暗闇がなくなってホッとしました」といったお声をいただけると、この活動を続けてきて本当に良かったと感じます。

一方で、街灯の設置には費用がかかることや、設置場所の所有者の方の同意が必要な場合があるなど、様々な調整が必要となるため、すぐに全ての要望にお応えできない歯がゆさもあります。しかし、いただいた声は必ず記録し、担当部署と根気強く連携を取りながら、一つずつ課題の解決に向けて取り組んでまいります。

安心して暮らせる地域を、皆様と共に

地域の夜道を明るく安全に保つことは、私の活動の重要な柱の一つです。これからも地域の皆様の声に耳を傾け、フットワーク軽く現場を確認し、関係部署と連携を密にしながら、街灯の設置・管理に取り組んでまいります。

もし皆様の身近な場所で、「この道が暗くて困っている」「街灯が切れているのに気づいた」といったことがございましたら、どうか遠慮なく私にお知らせください。皆様と共に、誰もが安心して暮らせる、明るい地域づくりを進めていきたいと考えております。

今後ともご理解とご協力をお願い申し上げます。