安心な地域づくりのために ~最近の防犯対策と議会での活動報告~
皆様の安心な暮らしのために
日頃より地域の活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。まちかど議会ONLINEを通じて、皆様と直接お話しする機会は限られますが、このように情報をお届けできることを大変嬉しく思っております。
今回は、皆様の毎日の生活に直結する「地域の安全・安心」について、私が政治家としてどのように考え、どのような活動をしているのかをご報告させていただきます。
最近の地域の防犯に関する状況
私たちの地域では、幸いにも大きな事件は少ない状況ですが、残念ながら高齢者を狙った特殊詐欺の事例や、空き巣、自転車盗難といった身近な犯罪は依然として発生しています。また、お子様たちが安全に学校に通ったり、地域で遊んだりできる環境をどう守っていくかという点も、多くの保護者の方々からご心配の声をいただいております。
地域の安全は、行政や警察だけでなく、そこに暮らす一人ひとりの意識と協力があってこそ保たれるものです。政治家として、こうした現状を踏まえ、地域住民の皆様が日々安心して過ごせる環境を整えることが、私の重要な責務だと考えております。
安心な地域づくりのための私の取り組み
地域の安全を守るために、私はこれまで様々な活動に取り組んでまいりました。主なものとして、いくつかご紹介させてください。
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防犯カメラ設置の推進と支援: 地域での犯罪抑止に効果があると言われている防犯カメラですが、設置には費用がかかります。個人や町内会だけでは負担が大きい場合もあります。そこで私は、自治体(市役所や区役所など)に対し、防犯カメラ設置に対する補助金制度(地域で防犯カメラを設置する際に、費用の一部を市がお手伝いする制度)の拡充や、より利用しやすい制度設計を繰り返し要望してきました。また、町内会などの地域の皆様がこの制度を活用できるよう、情報提供や相談支援なども行っています。
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地域での見守り活動の強化: 子どもたちの登下校時の安全確保や、高齢者の方々への声かけは、地域の絆を深めるとともに、犯罪抑止にも繋がります。私は、地域の防犯パトロール隊や見守りボランティアの方々と連携し、活動の支援や情報交換を行っています。また、自治体の担当部署とも連携を取り、見守り活動に必要な物品(腕章や防犯ブザーなど)の提供、講習会の開催など、活動を支えるための仕組みづくりを議会で提言しています。
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警察や関係機関との連携強化: 地域の防犯には、警察の力が不可欠です。地域の警察署と定期的に情報交換を行い、最新の犯罪手口や地域で特に注意すべき点などを把握するよう努めています。また、自治体の関連部署、学校、PTAなど、様々な関係機関との連携会議にも積極的に参加し、地域全体で安全対策に取り組めるよう調整役を果たしています。
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住民への啓発活動: 特殊詐欺や空き巣など、犯罪の手口は巧妙化しています。地域住民の皆様が犯罪から身を守るためには、正しい知識を持つことが大切です。広報誌や地域の集まりなどを通じて、注意喚起や具体的な防犯対策(例:留守番電話設定の推奨、戸締りの徹底など)について、分かりやすくお伝えする活動も行っています。
これらの活動は、すべて皆様からの声やご意見がきっかけとなっています。「この辺りは暗くて心配」「最近、変な電話がかかってきた人がいる」といった、日々の生活の中で感じられた不安やお困りごとの一つ一つが、私の活動の原動力です。
地域住民の皆様へのお願い
地域の安全を守るために、皆様お一人おひとりのご協力をお願いいたします。
- 「ご近所への一声運動」: 日頃からご近所の方と挨拶を交わし、異変に気づいたら声をかけ合うことが、地域の防犯力向上に繋がります。
- 不審者・不審車両に関する情報提供: 地域で見慣れない人や車を見かけた際には、無理に声をかけたりせず、時間や場所、特徴などを控えて、速やかに警察や自治体の防犯担当部署にご連絡ください。皆様からの情報が、事件の未然防止に役立ちます。
- 防犯対策の基本の徹底: ご自宅の戸締りや鍵のかけ忘れがないか確認し、不審な電話には十分ご注意ください。
今後の展望と地域へのメッセージ
地域の安全・安心は、一度取り組めば終わりというものではありません。社会情勢の変化や新たな手口の出現に対応し、常に最善の対策を講じていく必要があります。
私はこれからも、皆様からの声に真摯に耳を傾け、地域の皆様、警察、自治体、関係機関と連携し、より安心で暮らしやすい地域づくりを目指して全力で取り組んでまいります。
何か地域の安全に関してご心配な点や、お気づきの点がございましたら、どうぞお気軽にご意見をお寄せください。皆様からのご意見が、より良い地域づくりのための大切な一歩となります。
今後とも、地域の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。