地域の道路の安全のために ~身近な道の改善活動と議会での報告~
日常の安全を守るために ~地域の道路の維持管理と皆様からの声~
日々の生活において、地域の道路は私たちの暮らしを支える大切な基盤です。通勤や買い物、お子様の送り迎えなど、誰もが当たり前に利用するものだからこそ、安全で快適であることが望ましいと考えております。
しかし、残念ながら、長年の使用や気候の変化により、道路には傷みが生じることがございます。例えば、アスファルトのひび割れ、一部の陥没、水たまりができやすい場所、あるいは見通しの悪い交差点など、気になる箇所があるかもしれません。こうした身近な問題が、思わぬ事故につながる可能性も否定できません。
私のもとにも、地域の皆様から「あの道の段差でつまずきそうになった」「自転車で通るのが少し怖い場所がある」「雨の日に水はけが悪くて困る」といったお声が寄せられることがあります。これらの声は、地域の安全を守るための大切な情報源であり、私が活動する上での原動力となります。
寄せられた声を行政へ ~現場確認と改善に向けた働きかけ~
皆様から道路に関するご意見やご要望をいただいた際には、まずは可能な限り現場に足を運び、ご指摘の状況を自分の目で確かめるようにしています。実際にその場所を歩き、利用する方の気持ちになってみることで、問題の深刻さや改善の必要性をより深く理解できると感じているためです。
現場での確認後は、速やかに行政の担当部署に連絡を取り、状況を説明し、改善や修繕を要望いたします。担当職員の方々は、道路の専門家として日々地域のインフラ維持に努めておられます。寄せられた情報に基づき、どのような対応が可能か、いつ頃の対応が見込めるかなどを協議し、適切な措置を講じていただけるよう働きかけます。
修繕が必要な箇所すべてにすぐに対応することは、残念ながら難しい場合もございます。予算の都合や他の緊急性の高い箇所との兼ね合いなど、行政には様々な制約があるのも事実です。しかし、だからといって諦めるのではなく、粘り強く状況を伝え、重要性を訴えることが政治家としての役割だと考えております。議会の場では、地域の道路全体の維持管理計画や、特定の危険箇所への対応について、質疑を通して行政の取り組みを促す活動も行っております。
改善の事例と今後の取り組み
幸いなことに、皆様からいただいた声を行政に届け、担当部署のご尽力により、安全性が向上した事例もいくつかございます。例えば、小さな段差が解消されたり、見通しが悪かった場所に注意喚起の標識が設置されたりといった改善が進んでおります。こうした小さな改善の積み重ねが、地域の安全・安心に繋がると信じております。
道路の維持管理は、一度行えば終わりというものではありません。日々変化する状況に合わせて、継続的に点検し、必要な手当をしていくことが不可欠です。私自身も、これからも地域の皆様から寄せられる声に真摯に耳を傾け、現場を確認し、行政や議会への働きかけを続けてまいります。
地域の皆様におかれましても、もしお住まいの地域で「この道のここが気になる」「少し危険だと感じる場所がある」といった箇所がございましたら、どうぞ遠慮なくお声をお寄せください。皆様からの情報が、地域の安全を守るための最初の一歩となります。
共に、誰もが安心して暮らせる地域を目指してまいりましょう。今後とも、ご理解とご協力をお願い申し上げます。